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2009年 11月 10日

NY City Marathon !

夫からの報告です。

3年前のトロント5キロイベントでマラソン完走を誓って以来、ついにこの瞬間がきた。トロント10キロ、ウォーターフロント10マイル、トロントハーフマラソン、スコシアバンクハーフマラソンと着実に実績をつみ、そしてついに初のフルマラソンへのチャレンジへの切符を得たのだ(といっても抽選でははずれ、ツアー参加という裏口入学だが)。

NYマラソンはマラソンランナーにとって憧れのイベント。特にメインイベントのマラソンが面白いのはもちろんのこと、前日やマラソン後に行われるイベントには定評がある。今回はカナダ人ツアーグループと一緒にNY入りし、クリケットの先輩Tさん、その友達Tさんも加わりこれらのイベントにも参加することができた。

たとえば、大会前日に参加したフレンドシップラン。世界から集まった旅行者を対象としたこのイベントでは我がカナダグループは国旗やメープルを掲げて走り回っていた。そんな中、最も目立っていた国といえばなんと日本!!寿司レンジャーと呼ばれる人たちは世界の人々から写真撮影のリクエストがいっぱい。ウニにタラコにマグロに。。。マントには丁寧にネタの説明まで書いてある。

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このフレンドシップランは2.5マイルと距離が短くマラソンが得意でない人も楽しめるイベント。NYの摩天楼を駆け抜ける気持ちよさは格別。ぜひ、参加してみてはいかがでしょうか?

さて、フレンドシップランを終えてホテルに帰った私。メインイベント、マラソンとの戦いは前日から始まっていたのです。翌日に備えて夜8時に就寝したもののすっかり眠れず。もう23時になっちゃった。あっ日付が変わった。もう1時だ。2時。。。TmkもTもぐっすり横で寝てるなか、カチカチと時計の音だけが響き渡る。あっ、ついに2時30分、そう思った矢先、次に時計をみたら6時になってました。

なんとか3時間の睡眠を確保し一安心。バスに乗り込みスタテンアイランドのスタートラインまで到着。またこのスタートラインが寒い、寒い。3時間待たされることようやくスタート。スタート直後はヒト、ヒト、ヒト。

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ようやく体があったまって来たころ、橋を越えてブルックリンに入ると街頭にはすごい応援のひと。うわー、これは歩けないな、と思いつつどんどんペースが速くなっていくのでした。6マイルを過ぎたところで1時間。
これはハーフのペースと変わらない。。。7マイル目から意識的にゆっくり走るように心がけました。
しかし米国は本当に褒める文化。「you are great!」「Almost there, you can do it !」おいおい、まだ半分も済んでないでしょ、せめて30キロぐらいで言ってよという感じです。

ブルックリンを抜けてクイーンズに入るとようやく13マイル(約21キロ)の表示が。。まだ半分か・・・これからもう半分も走れるのかな。。半信半疑で1マイル、2マイルとすすむ。15マイルを過ぎると見えてきました、クイーンズからマンハッタンに抜ける橋-ハートブレークスロープと呼ばれる難関。

完全に気持ちが折れ、ほとんど歩いているのか?走っているのか?分からないスピードに。下り坂に変わりようやく足を動かせるようになったが、今度は下り坂で足がとまらない。どんどんでるスピードにこけそうになるが踏ん張る力がない、どんどん速くなっていく。

もう駄目だ橋を渡り終わったら休もうと思い、橋を渡りきりユーターンした瞬間、地面が揺れるような大声援。うわっ、何だこのオビタダシイ人の数は!!とてもじゃないが歩く雰囲気でなく、懸命に足を動かしマンハッタンを駆け抜けていった。

ただ気持ちが続いていても今度は足の問題。足にまったく感覚はなく、動かしたいのだけど動かない。本で読んだ30キロの壁の登場です。付け焼刃に本で勉強した対策は腕をふること。腕を思いっきりふった力で足を動かすのだ。本で読んでいるときは意味がわからなかったが、なるほどこういうことか!と妙に納得。マラソンはハーフマラソンとは違うスポーツとは良くいったもので、どちらかというとランニングというより
バーベルや筋トレをしている感覚ですね。

ただしこれで動かせるのは35キロまで。あと7キロというところからは何がなんだか。。そんな中、なんとか頑張るきっかけをもらえたのはNYの人々の声援。特にNY在住日本人が多く、トロントマラソンでは聞けない「頑張れー」とか「もう少しだー」という応援が聞こえる。

残り5キロは声援をバックに最後の頑張り。70歳ぐらいのお婆ちゃんに抜かれたと思ったら、ひきしまった米国のプロスポーツ選手?(何の選手かは分からない。皆が騒いで写真をとっていた)を抜く。これだからマラソンは面白い。

ようやくクイーンズパークに入り、あと2キロ。この2キロが長い。1歩1メートルだから2000歩も走らなきゃいけないの~。とか無意味な計算ばかり。足は動かないは、ついでに腕まで動かなくなって、もう駄目だなと思った瞬間のゴール!目標の4時間台!究極に感動した。

マラソンは最高に盛り上がるスタート地点と究極に感動するゴール地点。この数分間以外は地獄です。
あと1キロ走れって言われたら無理ですね。

タイムは4時間50分。5時間以内はNYタイムスに掲載されるということで最後は死に物狂いで走った。
次の日、NYタイムスをみてびっくり。「完走者が多かったので4時間44分までのランナーを掲載します」
早く言ってよ~!
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by tarusbar | 2009-11-10 11:31 | マラソン | Comments(0)


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